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2013年5月11日 (土)

昭和19年10月24日の索敵機

彗星が攻撃した0940ごろ、1機の索敵機がサンベルナルジノ海峡付近で「敵部隊発見、空母の所在不明」を報じた。その後、「敵は輸送船十数隻、上空警戒機を配す」を通報した。輸送船が戦場のまっただ中でウロウロしていて、上空に戦闘機がいる、そんな不思議な報告を信じて、放置されていたが、この偵察機が基地に戻ると突如「0945 空母3、戦艦3~」に修正される。

2AF司令部がその電報を受け取ったのが1530ごろ、今まさに「大和」以下の第1遊撃部隊がサンベルナルジノ海峡へ向けて進撃中に、そのサンベルナルジノ海峡に敵艦隊が待ち受けている、その報に驚いた2AFは1548には「24日昼間攻撃するに至らず 薄暮夜間攻撃の予定」と返電、天山と銀河が発進していくのである。

この原因は索敵機の暗号組み換えミスであろう。ハタから見ると凡ミスにもみえるが、戦場とは情報が錯綜しやすいもので、それをいかに正解に近づいていくかが鍵になるのだろう。

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