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2013年6月23日 (日)

航空戦艦と「速吸」型「鷹野」型

 拙著『日本海軍の航空母艦』にも書いたと思いますが、昭和17年8月、航空戦艦と「速吸」型「鷹野」型といった、着艦甲板はないけど射出機を装備し、13試艦爆を射出して帰りは基地もしくは他の母艦へ帰還させるという計画が進められます。これらの計画は、何のために進められたのか、というとアメリカの商船改造空母対策であろうというのが私の見解です。ちなみに航空戦艦にしても、「速吸」型にしても、図面が13試(彗星)ではなく17試(流星)となっていますが、これは艦政本部側の大きい機体が入るようにしておけば後々困らせない、というもので、航空本部側には17試を搭載する計画自体が存在しません。

これらの計画は「伊勢」「日向」の改造で実現しますが、肝心の彗星(13試)の射出が21型では実戦運用が困難だったらしいこと、とはいえ22型の準備には時間がかかり、そもそも戦訓から彗星でも戦闘機の直掩が必要になることがはっきりし、計画時構想していた運用が困難となり、装備部隊である634空は瑞雲との共同運用となっていきます。

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