カテゴリー「おまけネタ」の21件の記事

2012年4月 8日 (日)

色見本電車

戦前の国鉄の鉄道車両の色といえば、そのほとんどがいわゆるぶどう1号とよばれる暗い茶色でした。煙吐きまくりのSLが主なので汚れやすいということがあったようですが、戦前の東京オリンピックに合わせて、赤色の試験塗色が施行されたそうです。東京オリンピックが中止となり幻になったそうです。

戦後、昭和21年になって電車の色を変更しようという話が出たらしく、色見本電車という試験電車が仕立てられました。1両ずつA:緑褐、B:青緑、C:赤茶、D:淡黄緑、E:黄緑、F:黒緑に塗り試験したそうですが、ほとんど話題にもならなかったそうです。ピンと来るでしょうが、陸海軍機の塗料を流用したと思われ、地味すぎたらしいです。

結局、昭和23年より一部線路を共用していた京浜東北線との誤乗防止と称して山手線が濃い緑色に変更されましたが、明度が茶色と変わらないため夜なんかは見分けがつかないなどメリットはなく、線路も別々になった2年ほどで元の色に戻されたそうです。

この塗料の出元は、「海軍物資が手に入ったため」とも「誤って納品された」という話があるそうです。濃い緑だったが、1両毎に少しずつ違っていたそうとも。

山手線はご存知のとおり昭和36年の101系投入時に黄色、昭和39年103系投入時に今のうぐいす色に変更されています。

飛行機の迷彩色なんか電車に塗っても、空襲時ならばともかく平時ではしょうがないですね。

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2012年1月 1日 (日)

戦前の航空燃料見通しについて

陸海軍民間の航空燃料

開戦前 在庫111万トン

1年目 消費80万トン 生産 7万トン 在庫38万トン

2年目 消費75万トン 生産 33万トン 在庫-4万トン

3年目 消費62万トン 生産 54万トン 在庫-8万トン 

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2011年11月19日 (土)

海軍艦船航空機の写真撮影取締に関する件

こんな規則もありまっせ、という話です。内容はこんな感じです。

艦船航空機は部内に於いても公務上必要とする場合の他むやみにこれを撮影することを得ず

航空母艦・水上機母艦に関しては、
・大改装後のものにありては艦正横後より撮影せざること
・飛行甲板、着艦装置、飛行機用昇降機は撮影せざること

飛行機の発着艦情況は撮影せざること 一部飛行機の搭載情況は差し支えなし

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2011年11月 6日 (日)

対潜哨戒飛行

戦中、海軍機のみならず、陸軍機も対潜哨戒を行なっています。そして、「申し訳程度に数回飛行するだけの海軍機に比べ、数時間に渡りずっと飛行してくれる陸軍機の方がありがたい」と指摘する海軍部隊の電報が残っています。しかし、木俣さんの本(撃沈戦記)によれば陸軍機による撃沈したと思われる件数はわずかだったと思います。

そのへんのギャップが、対潜哨戒とはなんぞや、ということが確立できていなかったことの一端を表している、とその電報を見た時に思いました。

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2011年8月14日 (日)

魚雷発射諸元

航空機が雷撃する時、照準はもちろん、魚雷の故障を避けるための速度、高度の制限があります。「日本海軍は低空雷撃が主流」とか思いがちかもしれませんが、それはあくまでも対空砲火を避けるための話です。戦前の訓練では高度100メートルでの魚雷発射でしたし、魚雷発射諸元ではほとんどの機種で高度20メートル以下での発射はできないことになっています。また、一式陸攻や九七艦攻が搭載できる魚雷の場合、速度制限があり、全速での雷撃ができないことになっています。

雷撃作戦で損害が大きい理由の一つに、その諸元条件が厳しいことがあると思っています。

※無論、諸元無視して魚雷投下することは可能ですが、その場合、魚雷が正常に動作する可能性が低くなります。が、猛烈な防御砲火の中で速度を落としながら高度を上げるという行為は防御力の低い日本機にとっては操縦員へ相当な負担になります。その結果、諸元無視の雷撃が幾つかの戦いで行われており、これが魚雷命中率の低下を招いている原因として認識されています。

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2011年3月 6日 (日)

一式陸攻火星一五型搭載型

 昭和17年8月より一式陸攻一一型の火星一一型から全開高度を上げた火星一五型搭載型の生産が始まりますが、これが不調続きで使い物にならず、戦地への供給は発動機を火星一一型へ換装したものが求められる状況でした。ちょうどこの時、2号戦問題でもめている時で、さらにいえば九六陸攻も金星五×へ切り替え中でこれまた不調。九九艦爆も~。中々厳しい時でしたが、後の誉クラッシュよりマシではありますが。

 ちなみに火星一五型を搭載したものは何型? これも一式陸攻一一型になります。(内令兵による)

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2009年1月10日 (土)

機密南東面部隊命令第11号による研究の成果並びに所見

機密南東面部隊命令第11号による研究の成果並びに所見
1.対艦船夜間低高度爆撃(特殊爆撃)法
(イ)攻撃法
(1)使用照準器
特殊爆撃法の研究(横空隊研究資料第76号)並びに751空の成果に鑑み現状に於ける夜間低高度爆撃実施上九二式爆撃照準器を以て射角調定式に依るを最適と認む
(2)使用爆弾ならびに投下法
使用爆弾は現状に於いて一式陸上攻撃機にありては九九式6番通(信管九九式通信用)又は22式6番21号爆弾12発をもって2航過(1航過単発0.25秒連続投下)にて攻撃するを有効なりと認むるも敵情に依りては1航過単発0.25秒連続投下とす
(3)爆撃高度
爆撃高度は現用爆弾を以てしては300m乃至500mを可とすべし

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2008年9月15日 (月)

終戦直後の戦訓の一つ

戦訓所見 昭和20年9月10日 航空本部教育部第2課長

敗戦の原因

第1武力戦の不振
1.制空権の失墜
(イ)進攻作戦の末期敵大型機出現以来之が撃墜に手を焼きおるところ戦争中期以降B29の大量出現ありそれ以来殆ど作無き情況にして最近にいたりその損害累加す
原因
大型機撃墜対策考慮の不足並びに立ち後れ

(ロ)
マリアナ作戦頃以来対戦闘機戦不振にして終始圧倒せられ・・・
原因
(1)日本戦闘機隊チームワークの不良(搭乗員の頭の切替及び無線整備の不良)
(2)搭乗員練度の不適切(練度不足呼ばわりするのみで冗長を省き戦訓に即したる急速練成をなさんとする着意に乏しく未熟の儘戦闘参加のやむなきに至る)

(ハ)対敵機動部隊作戦(特攻)の不振
我が最後の手たる特攻も沖縄作戦以降成功率がた落ちとなれり
原因
敵は緻密合理的なる対策をなしつつありしに対し我はただ観念的大和魂のみにして科学性に乏し

(ニ)飛行機実働率低下

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2006年11月 2日 (木)

銀時計

 海軍で学校などを優秀な成績で卒業すると銀時計をもらえたりします。しかし、これが時代によってだいぶん条件がかわってきます。

3期甲飛以降は飛練となり、実用機教程が終われば卒業となるわけですが、それまでの中練終わって卒業となるのと異なり、機種別に分かれた後であるので同じ期といえども成績を比べることが出来なくなります。そこで、機種別に順番を出すことになり、この一見銀時計をもらえる人が増えそうなのですが、そうではなかったようです。

練習生の場合には、教育年度(12月20日だかそのあたりが年度末)ごとの予科練出身ごとに決まることになっていました。例えば、昭和16年度であれば乙飛は9期のみで楽ですが、甲飛は3期と4期、丙飛にいたっては54~56期操練、1~2期丙飛ですから、条件が違いすぎるように思えます。しかも、卒業後すぐにわからないので自分がトップとわかる前に戦死・殉職する可能性もあるわけです。

まあ、同じ銀時計でも、その重みは違いますよ、というお話でした。

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2006年8月25日 (金)

二式水戦

 二式水戦は、1~9号機が零戦からの改造機で、10号機以降が新造機だそうな。

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