カテゴリー「軍戦備」の65件の記事

2014年2月 2日 (日)

マリアナ沖海戦ごろの航空機生産

昭和19年6月ごろの航空機生産について、当時の報告メモが残されています。

・多量生産方式になっておらず極めて不能率敵月末尻上がり生産である。

⇒原因は部品の不揃い。

 親工場では2直で生産しているが、部品工場が2直体制ではないところがほとんどで、そのため数が揃わない。

・協力工場が過度に利潤を追い求め、離合集散が盛んになっている。

⇒ヒドイところだと社員がブローカー6人しかいなかった、とか。熟練工の奪いあいも盛んで、賃金も最低のところは最高のところの7分の1というぐらい差があった。

協力工場自体の機械、資材ともに余裕があるので、問題となっている労務関係などを整理すれば生産数はまだまだあげられる、とまとめています。

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2013年11月18日 (月)

昭和17年夏の発動機生産

昭和17年夏頃になると、栄発動機は21型、金星発動機は50型、火星発動機は15型へ切替がすすめられていきますが、かなりトラブルが出て減産を強いられています。

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2013年11月17日 (日)

昭和16年7月石油状況

7月末に陛下奏上の要旨。

7月時点で重油500万強、航空燃料70万弱。

これは16年度戦時編制のよる所要量の約75%。

占領地からの入手量を換算すると概ね戦争2年間の所要量はまかなえる見込み。

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2013年8月18日 (日)

戦闘機搭乗員

「海軍戦闘機隊」のデータより。昭和16年戦闘機専修卒の生存者数/卒業者数。

53期操練 昭和15年8月卒 3/11
54期操練 昭和16年5月卒 2/21
55期操練 昭和16年7月卒 1/9
56期操練 昭和16年7月卒 1/19
2期丙飛 昭和16年10月卒 7/37
9期乙飛 昭和16年10月卒 2/23
4期甲飛 昭和16年9月卒 1/21
34期飛行学生 昭和16年4月卒 3/5
35期飛行学生 昭和16年11月卒 0/11
7期予学 昭和16年7月卒 0/2

戦死率88.5%。

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2013年8月17日 (土)

飛行隊長

海軍の場合(昭和16年以降)、1個飛行隊に1名の飛行隊長と2名の分隊長が付くのが原則で、1個飛行隊というのは戦闘機、艦爆などは18機なので、定数が36機とかですと2名の飛行隊長がいても制度上はおかしくはないのですが、飛行隊長職出来る人的資源の問題もあり実行できてはいません。

飛行隊長は概ね大尉、少佐クラスが発令されると思っていて、中尉で発令されることって稀なことだと思っています。ただ、19年初旬69期の春田中尉が204空飛行隊長になっているので、アジ歴の辞令公報で見てみたところ、同日付で252空飛行隊長に粟中尉、253空飛行隊長に梅村中尉、281空飛行隊長に今村中尉(前年12月にすでに戦死)が発令されているんですね。

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2013年5月11日 (土)

戦訓所見 海軍航空本部教育部 課長 その2

国力及び民力の相違
1.物資力著しく不足(身の程知らずの大戦争なり)
2.民族科学能力彼に比し低劣なり
(イ)彼においては一般日常使用されつつある事項(例えば短波)が我においては特別教育を施したる特殊者のみが可能
(ロ)敵は機械使用により数倍の戦力を発揮したるに反し我の作業はヨイトマケ式なり
(ハ)作戦に対する計画しえなく万事が当リゴースタン式にしてこの錯誤の累計が航空作戦を鈍重ならしめたる

クラーク基地電話の不備
機体発動機の整備は出来たるも爆弾搭載完成せずなど

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戦訓所見 海軍航空本部教育部 課長

昭和20年9月10日
海軍航空本部教育部 課長
戦訓所見
敗戦の原因
1.制空権の失墜
(イ)侵攻作戦の末敵大型機出現以来之が撃墜に手を焼き戦争中期以降B-29の大量出現ありそれ以来ほとんど策無き状況にして最近に至れり
原因 大型機撃墜対策考慮不足並びに立遅れ
(ロ)マリアナ作戦以来戦闘機戦不振にして終始圧倒せられる
原因
(1)日本戦闘機隊チームワークの不良(搭乗員の頭の切り替え及び無線整備の不良)
(2)搭乗員の練度の不適切(練度不足呼ばわりするのみで冗長を欠き戦訓に即したる急速練成をなさんとする着意に乏しく未熟のまま戦闘参加のやむなきに至る)
(3)戦闘機量の不足(消耗過大のため)
(ハ)対敵機動部隊作戦(特攻)の不振
我が最後の手たる特攻も沖縄作戦以降成功率ガタ落ちとなる
原因
敵は合理的なる対策をなしつつありしに我は大和魂のみにして科学性に乏し
(ニ)飛行機実働率低下

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2013年3月24日 (日)

零戦の生産数って

1万機を超えたのだろうか?とふと思う。練戦や2式水戦を加えないと厳しいかな?

練戦といえば21空廠の練戦は改造機なので2重計上、それに対し日立は当初中島より部品供給、その後独自生産になっています(中島の零戦21型が生産ラインを完全には閉じずに日立向けの生産を行い徐々に移行したのでしょう。)

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2013年3月17日 (日)

飛行機の生産数

昭和10年~16年の生産数が飛び飛びで、正確な値をだそうとすると苦労しますね。

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2012年12月15日 (土)

日本海軍の航空軍備

 海軍の軍備の主力を航空とすることを宣言したのは、大正12~14年ぐらい、加藤大将だったかと思いますが、それ以降、空母、これが条約で縛られると、他の艦船の艦載機、基地航空の増強と航空兵力の拡大が続けられていきます。

戦艦「大和」のようなフネを作らずに航空兵力の増強をすればよかった、との話を聞くかもしれませんが、たとえそうしたとしても日本海軍の航空兵力よりアメリカの方が上回るのは当たり前の話です。例えば日本が空母に走れば、アメリカも計画を変更し対抗してきます。ちなみに、「大和」型は、当時建造されていたアメリカなどの新型戦艦に対する抑止力的な意味を持っています。

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